の1年もの定期預金が100万円までは0.5%の金利と個人向け国債と比較しても十分に高金利という話もありました。讃岐うどん好きとしては何度かネタで口座開設を考えたのですが結局あまり口座を増やすのもな・・・と今のところ自分は見送っています。
・新興国への投資
インドネシアとMSCIエマージングへ長期積立投資した場合の比較データを見せていただきました。アジア通貨危機の際にインドネシアは-82%くらいまで下がるのですが最終的には大幅プラスになっています。
80%の損失に耐えられるか?というと結構厳しいものがありますが分散投資の一つの投資先としてはアジアの新興国への投資はアリだと考えています。
※当初ー70%と書いていましたが-82%の誤りだったとコメントをいただきましたので本文を修正しました
実際、自分もアセアン諸国に投資するファンドやアジアのフロンティアマーケットに投資するファンドに超長期的な目線で少しだけ投資しています。
・日本の地震リスク
自分がオリエンタルランドを何度か買おうと思って躊躇している理由が地震リスクです。
巨大地震が想定される中で日本のリートに対してもあまり強気になれないでいるのですが、投資信託を通じて投資対象が分散されるのであれば倒産リスクはある程度薄めることが出来ると考えています。
だからといって分散されたから大丈夫というわけではなく株式の場合は半分に、債券の場合は30%のマイナスは投資している最中に起こりえるという気持ちで投資しています。地震リスクについてもそういった株価が大きく下がる原因の一つのリスク要因という認識です。
最後に本のプレゼントをしました。
『投資家が「お金」よりも大切にしていること』 藤野英人
今回の中で個人的にイチオシな本です。投資というよりもお金の使い方について根っこから観点が変わるくらいの衝撃があります。新書という事で読みやすいですし、多くの方に手にとってみて欲しい本です。
『一番やさしい!一番くわしい!はじめての「投資信託」入門』 竹川美奈子
投資信託をできるだけやさしくわかりやすく説明した本です。文字だけでなく、イラストが秀逸で著者の竹川美奈子さんもいかにわかりやすいイラストを書いてもらうかで頭を悩ませたとおっしゃられていました。イラストを見るだけでもなんとなく理解できちゃいます。投資信託を買う前にぜひ読んでおいて欲しい本です。
『金融のプロに騙されるな』 後田亨・渋澤健
保険の相談をされている後田亨さんと日本に長期目線の投資を根付かせようとコモンズ投信を立ち上げた渋澤健さんの共著です。保険と投資という2つの分野でそれぞれ専門の方が本音を書かれています。販売側の人ってこういう罠をしかけてくるんだというのがよくわかります。
『5700人の社長と会ったカリスマファンドマネージャーが明かす 儲かる会社、つぶれる会社の法則』 藤野英人