6月15日に伊那市で開催された伊那経営フォーラムに行って来ました。
第九回伊那経営フォーラム
テーマ :「未来を創るリーダーシップ 〜動き出す勇気、やり続けるハート〜」
日 時 :2013年6月15日(土) 11:00〓17:00
場 所 :長野県伊那文化会館大ホール
主 催 :伊那経営フォーラム実行委員会
内 容 :第一部 講演「いい会社、いいまちを!」
伊那食品工業 代表取締役会長 塚越寛氏
第二部 講演「あなたの中のリーダーへ」
元・世界銀行副総裁 ソフィアバンク・パートナー 西水美恵子氏
第三部 公開対談「リーダーのあるべき姿」
伊那食品工業 代表取締役会長 塚越寛氏
元・世界銀行副総裁 ソフィアバンク・パートナー 西水美恵子氏
コーディネーター
ヤマオコーポレーション代表取締役 NPO法人茨城経営品質協議会代表理事 鬼澤慎人氏
第三部では塚越会長と西水さんの公開対談が茨城経営品質協議会の代表理事である鬼澤さんのコーディネートで行われました。お二人ともリラックスした雰囲気の中リーダー像やなかなかわかってくれないリーダーがいる場合の対処方法などが話されました。西水さんは時折関西弁が出るのがはんなりとしてそれでいてしっかりとメッセージを伝えていました。本物のリーダーはやっぱりすごいです。
鬼澤(コーディネーター)
伊那経営フォーラムは2005年から開催して9年目になりました。2002年に初めて伊那の青年会議所の勉強会にお邪魔したのはきっかけでその席で織井さんから伊那を経営品質に取り組む日本一にしたいと言われました。その後、伊那食品工業さんにお邪魔してホールで会長の話を聞きましたが最初に会った時は会長に怒られました。日本の銀行からウォール街へと転職した自分の経歴から「君の考えと俺の考えは違う。俺はウォール街は嫌いだ。」と。「僕も嫌いで辞めました。」と話し、会社をどうしたらつぶさずに引き継げるのかについてお聞きしました。アメリカの会社には30年後、50年後という時間軸はありません。会社は誰かに売り払えばよいと思われています。
青年会議所のメンバーにはこうも言われました。「伊那を経営のメッカにしたい。」いいねと思いました。メッカになるには向いている条件がたくさんある所です。例えば行きづらい。わざわざ行くことに意味があるんです。毎年この会にわざわざ来て自分の軸を見失わないようにして帰って欲しいと思います。今年は西水さんに来ていただいて感じたのは塚越会長の話されていることと一緒なんだなということ。じゃあ自分はどうしたらいいだろう?と悶々としています。
西水さんが塚越会長に聞いてみたいことはなんでしょう?