結い2101の最新月次レポート、
結いだより第40号に池内タオルの社債に投資した旨が書かれています。
いつもなら結い2101の定点観測レポートを書くところなのですが、嬉しすぎるので個別に記事にしちゃいます。
池内タオルは愛媛県今治市にあるタオル製造の会社です。
この会社ではとにかく環境にやさしいタオルを作ろうとこだわりぬいています。
タオルを織る際の環境負荷を抑えることも大事だけれども、なによりも大事なのはお客様が長くタオルを使っていただくこと。偉いのはオーガニックなコットンを栽培してくれる農家と高いのにも関わらず買ってくださるお客様と言っています。
タオルを織るのに必要な電力は全て風力発電でまかなっており、この度WWFから日本企業として初めてWindMade認証も取得しました。
池内タオルのタオルは環境にやさしいというのが売りなだけではなく、2002年にはニューヨークのテキスタイルショーでミラクルソフトネス!との評判からグランプリを受賞し、小泉首相の所信表明演説でもその事が取り上げられたりしていました。
その後、卸業者が倒産したことによる連鎖で民事再生を受けることになりましたが、「タオルを何枚買えば池内タオルは再生出来ますか?」というファンからのメールが届いたという程、ファンから愛されていた会社です。
私が池内タオルを知ったのは第一回の結い2101受益者総会でした。
そこでコットンがオーガニックだから何?って思っていた自分は実は農家が綿を育てるのに大量の農薬を使っていて健康被害があったり土壌汚染や水質汚染、肥料を毎年買うために多くのお金を使っているなどの社会問題を抱えていることを知りました。
コットンって農作物なんだというのを改めて認識してオーガニックコットンに興味を持つようになり、そして実際に池内タオルのタオルを使ってみてその肌触りにあっという間に惚れ込み、ミュージックセキュリティーズで募集された風で織るタオルファンドに出資するまでに至りました。
自分も製品を愛用していますし、会社も応援していたので結い2101を通じて池内タオルの社債に投資したというのは本当に嬉しいことです。「いい会社をふやしましょう」と言っている鎌倉投信がこの会社に投資しなくてどうする?って気持ちでいたので、ついにこの日がやって来たかという気持ちです。
ちなみに池内タオルさんは今年創立60年を迎え、「オーガニックな会社をつくりましょう」というスローガンのもと61年目をスタートしています。スローガンも似てるし、お互い目指す方向は一緒だと思います。
セ
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