8月31日(土)、鎌倉投信 第4回「結い2101」受益者総会が京都で開催されました。
レポート第八弾はエー・ピーカンパニーの大久保常務の講演です。
生産者にとっても普通はお客さんというのは農協や漁協であって、一般消費者がどういう反応なのか?というのは見えない遠い関係であったのをエー・ピーカンパニーではぐっと両者を近づける生販直結モデルを意識して行っています。そうすることで生産者にとっても喜んでもらえる幸せがうまれ、消費者にとってはこだわりの素材を活かした料理を安く食べられるようになりました。
企業展示でメニューを見てみましたが、居酒屋のメニューとは思えない読み物でした。
効率化の名の元に関係性が分断されたのが近代資本主義の姿だと思いますが、こうやってもう一度生産者と消費者を近づけると古くて新しい価値観の幸せが生まれるんじゃないかと思います。
アルバイトを含めた店員に対しても教育をしっかり行っていて生産者にも店員にも当事者意識を持ってもらっているのが経済産業省のおもてなし経営企業選で50社に選ばれた理由なんだろうなと感じました。
日時:2013年8月31日(土) 10:00〓16:50
場所:国立京都国際会館アネックスホール
〓そうだ、京都でやろう!〓
伝統と革新が息吹く千年の古都で「投資」について考える
【講演】
(株)エー・ピーカンパニー 常務取締役 大久保伸隆氏
今日は人材育成について話そうと思ってきましたが、師匠(大久保寛司さん)からそれはパネルで話してもらうのでまずは事業について話すようにと言われました。が、少しだけ。
日本は開国から23年で列強の仲間入りをしました。それができたのは江戸時代の藩校の教育の賜物で思想家が生まれていた為でもあります。日本は模倣が得意でした。しかし、模倣によって列強の仲間入りすると模倣するモデルがなくなってしまいます。
自然と日本は創造という段階に移ったにも関わらず、相変わらず工業化社会の模倣を続けました。
何ができるか考えることが大事です。企業にとって人材育成が最重要課題です。
・・・そろそろ師匠の目が厳しいので事業についてお話します。
セ
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