8月31日(土)、鎌倉投信 第4回「結い2101」受益者総会が京都で開催されました。
10回にわたった受益者総会レポートも今回で最終回。午後のパネルディスカッションの模様を報告します。
午後のパネルディスカッションは濃厚な時間でした。
600人の受益者が集まる受益者総会で投資した理由を質問されてシンプルに「日本の林業を立ち直らせることが出来るのはこの会社だけだと思っている。この会社がダメだったら日本の林業はダメになる。」ここまで気迫のこもった説明をファンドマネージャーはするものでしょうか?
金融商品、投資信託として「結い2101」を考えた時、この答えは正解ではないのかもしれません。
でも、「結い2101」だからこそ、この答えでいいんだと思います。
これこそが「投資は”まごころ”であり、金融は”まごころの循環”である」という鎌倉投信の投資哲学そのものだと思います。
鎌倉投信はブレてない。
そして、受益者も想いを同じくする人達が集まっている。
それを再確認して嬉しくなった今年の受益者総会でした。
日時:2013年8月31日(土) 10:00〓16:50
場所:国立京都国際会館アネックスホール
〓そうだ、京都でやろう!〓
伝統と革新が息吹く千年の古都で「投資」について考える
【パネルディスカッション・受益者との対話】
パネラー 牧大介氏
小野邦彦氏
大久保伸隆氏
山口一彦氏
モデレーター 大久保寛司氏
大久保(寛):
人材育成について話そうとしてきたのに、話し足りないところがあったと思うのでまずはそれを存分にどうぞ。
大久保(伸):
うちで働いている80%がアルバイトで平均年齢は24歳です。3,000人雇用しているのですが、それを大学生の人数250万人にいかに近づけるか、3年で倍の規模にしたいと考えています。
人数が増えると徐々に組織のミッションが薄まってきます。そこで必要になってくるのが教育者への教育です。偉くなればなるほど教育が必要になりますのでリーダーシップ研修に力を入れています。
全アルバイト向けの研修も行っていますが、自分の年代と比較しても価値観が多様化していることを感じます。