鎌倉投信が運用する結い2101の月次レポート「結いだより」が公開されています。
今月のいい会社紹介は沖縄の総合小売業
サンエーです。
アルバイト社員を含めた7000名から「ひらめきカード」で現場の声やアイデアを社長に集め、よいものは即実行するといった現場の人の活用や離島のハンデを逆に自社の強みに変える取り組みなどが紹介されています。地元沖縄にしっかり足をつけた経営をしているようですね。
そして今月開示された新規組入会社は2社でした。
野菜の接木苗の生産に取り組んでいる会社で、地元に安定雇用の場を作り出したり、農業でも自立できるという事を実現するために取り組んでいるようです。
らでぃっしゅぼーやへの野菜苗の出荷もされている会社のようですので、そういった繋がりで見つけた会社なのかもしれませんね。
そして2社目は地域再生と林業再生に取り組む
トビムシ。
第一回鎌倉投信受益者総会で竹本社長がパネルディスカッションで話されたので知っている方もいるかもしれません。
こちらは非上場会社ですが、グリーンシートにも公開されていない会社です。今回は株を買うのではなく、社債への投資となりました。(利率年4.0% 期間10年)
もともと、アミタHDへ投資するきっかけとなったのがアミタHD子会社だったトビムシの事業でした。昨年10月にアミタHDから独立する形になり、一旦結い2101の投資先から外れていましたが今回の社債投資で復活する形になります。
非上場会社の社債という事で流動性に難がありますが、FMの新井さんは鎌倉投信として本気で支える10年間になると言っています。組入比率が2%程ですので、万が一倒産しても基準価額へ与える影響は軽微になるよう分散投資されています。
また、社債の時価評価は市場で値付けがされないため、証券業協会が提供している利回りを使用して毎日計算されます。
鎌倉投信ではかねてからいい会社であれば上場、非上場に拘らず投資したいと言っていました。
昨年、非上場企業のアメニティに投資しましたがグリーンシート公開企業でした。