清水社長:
東京にも住んでいたが実家の銭湯を継ぐために帰ってきた。その時薪を使うことに。
5年前に原油の値段が上がった時にホテルが安い値段の燃料について聞きに来た。
その後真面目に検討されてホテルに大型のボイラーが入って90%程はペレットに転換された。
竹本社長:
箸工場とペレット工場を併設しているのが画期的。
それぞれではなかなか難しい。物を作って端材で燃料を作ると採算が取れるようになる。
飛騨高山では木質ボイラーでペレットを大量に使う仕組みがあった。
そこに間伐材の利用としてワリバシ作りを一緒にやらせてもらえばいい生産体制ができるのではないか?
という事でワリバシのラインをお願いしたら、やってもらえた。
清水:
もともとワリバシはもっとこじんまりと考えていたが、大掛かりなことを提案されて悩んだがやることにした。もともと親戚も箸を作っていた。
自分が子供の頃は親が端材をもらってきて風呂の燃料に使っていた。30年の時を得て同じようなことをやっている。
竹本:
2交代で年間6千万膳の生産能力がある。日本全体での割り箸使用量は年間250億膳。
国内では(国産材)最大の製箸工場。間伐材をどう使うか意識をきちんともった工場である。