3月15日に提出された有価証券報告書によると、元ひふみ投信ファンドマネージャーの立田博司氏が起業した
株式会社ポートフォリア が運用会社として公募投信の運用を開始するようです。
みのりの投信 という名前で4月2日から楽天証券で募集を開始し、4月30日から運用を開始します。
「
ポートフォリアの志」として書かれている理想の投資信託の具現化はどのようになされたのでしょうか。
有価証券報告書からファンドの内容を抜粋してみます。
申込手数料
最大4.20%
申込手数料が最大4.20%となっていますが、これはあくまでも最大値であり、必ずしもこの料率で販売されるわけではありません。最大値が設定されても0%で販売されているものも多くあります。楽天証券が0%で販売してくれるのか注目です。
当初申込期間
2013年4月2日〓4月26日まで
運用開始
2013年4月30日
信託期間
無期限
ただし受益権口が30億口を下回った場合もしくはやむを得ない場合
販売会社
楽天証券
販売先として直販ではなくネット証券を利用しています。非直販の独立系運用会社としてスパークスのような形態となりました。販売会社が今度どの程度増えていくかにも注目です。
直販も一段落した感がありますし、今後はこういう形で新しい運用会社が誕生するのかもしれませんね。
ファンドの目的
みのりの投信は受益者の資産形成のために、日本円でみた資産の着実な成長を図ることを目的とし、日本および海外の株式の中から選んだ「剛・柔・善」企業への規律ある集中投資によって”階段型”の基準価額上昇を目指します。
日本円でみた資産の着実な成長というところが注目ポイントでしょうか。ひふみ投信運用当時もとにかく基準価額が波打たないことに情熱を費やして運用をされていました。