トレンド・アロケーション・オープンに引き続き注目
2013-03-16


昨年9月に国際投信のトレンド・アロケーション・オープンにスポットを当てたエントリーを書きました。
(→ こちら

トレンド・アロケーション・オープンの第一期が1月25日に決算を迎え、運用報告書がHPで公開されています。( → トレンド・アロケーション・オープン第一期運用報告書 )

どんな運用報告書になるのか期待していましたが、なんと第一期はまだメインの組入れ先となっているダイナミック・マルチ・アセット・プラス・ファンド(JPY)が決算を迎えていない(決算日は3月30日です)という事で組入れ先のファンド情報はマネー・プール・ファンドの情報が中心になってしまって残念な感じでした。

せっかくなので今回のエントリーではなぜ自分が設定から日も浅いこのファンドに注目していたかという点について説明してみたいと思います。
それはうちの家計口座で積立するのに向いているなと思う2つの仕組みを備えていたからです。


1)ダウンサイト・リスク・コントロール

直近1年のピークから基準価額がどの程度下がったかによってリスク資産への投資比率を求め、短期債券やキャッシュ比率を導き出します。
マンスリーレポートを見るとこのファンドでは直近1年の基準価額のピークからマイナス15%を下落リスクの制御目標に設定しています。

基準価額で見ると実際には投資先資産が全額キャッシュになっても信託報酬が差し引かれるので-15%を下回ることになると思いますが、どんなに厳しい相場においても1年の最大下落幅が意識できるポートフォリオというのは投資を続けるという観点から見るとなかなか良いと思います。

投資を始めた人がなぜ止めるのか?それは自分が思ってたよりも損失による心労が大きかった時です。
100-年齢の比率で株式に割り当てましょうなんて事を言われて自分もまだ若いから大丈夫!と果敢にリスクを取って◯◯ショックで散っていった投資家さんたちを見ていると、まず元本保証ではない世界のルールに慣れるまではこういったダウンサイド・リスク・コントロール付きのファンドがいいんじゃないでしょうか?

自分の場合は私個人のお金ではなく家計の口座という保守的な性質なお金を積み上げていくにあたって相性がいいと思って積立を行なっています。


2)為替フルヘッジ


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